コロナをきっかけにお金の勉強を始めた人は多いと思います。
そのとき世間のみんなはどれくらいの貯蓄率なのか?と気になりませんでしたか?
そこでいまの我が家の貯蓄率を公開したいと思います。
また貯蓄1,000万円を達成した我が家の支出項目を世間一般と比較してみました。
我が家や世間一般の支出項目をみて削減できると思う支出項目から手をつけてみましょう。
そして貯蓄率を理想に近づけていきましょうね!
こんな人におすすめ
・貯蓄率の理想を知りたい
・世間の貯蓄率を知りたい
・1,000万円貯金した人の貯蓄率は?
・貯蓄率を上げる方法は?
貯蓄率の理想
ストレスを感じない割合
私はこんな人
・貯蓄率50%
・貯金1,000万円以上
一般的な勤労世帯の貯蓄率は大体10~20%程度が相場です。
一時的に高い貯蓄率を達成しても、維持できなければ結局貯金はできません。
そのため貯蓄を継続できるようにするために自身のストレスを感じない範囲を見極めることが大事になります。
ファイナンシャルプランナーが固定費から削減など言ってますが、節約は効率的に行うと継続できないというのが私の考えです。
どんな小さなところからでもよいので効率ではなくストレスを感じないところから始めてみましょう。
大丈夫です。
収入を上げるより支出を減らすほうがはるかに簡単ですから。
しかもその効果もすぐ体感できるのでモチベーションも上がります。
このブログを見てくれたあなたはお金のことを考えている人です。
ストレスをためないよう少しずつ行動していきましょうね!
貯蓄率の理想
我が家の貯蓄率
50%程度
我が家がたどり着いた貯蓄率の理想です。
家族構成や環境によって貯蓄率の理想は日々変化していきますので貯蓄率にとらわれないようにしてくださいね。
我が家と世間一般の比較
我が家 | 世間一般 | ||
支出項目 | 割合 | 割合 | 差異 |
家賃 | 18.0% | 30.0% | -12% |
食費 | 15.0% | 22.2% | -7% |
日用品 | 5.0% | 5.0% | 0% |
光熱費 | 4.3% | 5.0% | -1% |
通信費 | 1.7% | 4.0% | -2% |
保険 | 0.1% | 4.0% | -4% |
その他 | 0.7% | 3.0% | -2% |
おこづかい | 1.7% | 10% | -8% |
貯蓄率 | 53.6% | 17% | 37% |
合計 | 100% | 100% | 0% |
生活環境
・3人(妻、子)
・賃貸くらし
・車なし
我が家と世間一般を比較して大きな差がある部分を黄色で塗りつぶしています。
関東圏に住む我が家は車未保有ですが、地方にお住まいであれば車の保有は必須と思います。
そのほか制約条件は人それぞれ違いますが、貯蓄するためには世間一般かそれ以上に支出割合を低くする必要があります。
貯蓄率を維持するポイント
・低い支出項目をいくつかもつ
・柔軟に支出割合を変化させる
このポイントを実践してでてきた貯蓄率のレンジがあなたの貯蓄率の理想です。
我が家の場合は世間一般と比較すると、家賃、食費、保険、おこづかいが他よりも支出が低い項目になります。
優先順位を意識した支出項目
家賃>おこづかい>食費
私の場合この3項目の支出を減らしておくと、ほかに高い支出項目があってもカバーできてストレスを感じない生活ができました。
月給4分の1天引き貯金で富を築いた本多静六の節約の考えも参考になると思います。
家賃
我が家は賃貸暮らしです。
家を買う場合であっても月々の返済を考慮してローンを組む必要があります。
感覚的に賃貸と分譲どちらの場合でも総支出に占める家賃の割合は最大で30%が目安かと思います。
家賃の支出割合が30%を超えると、ストレスがかかる生活になると私は感じます。
不動産屋のサイトに家計の支出に占める家賃の目安は30%と掲載しているサイトが多いです。
30%でも問題はないですが、この割合だと想定外のことが発生した場合、ストレスを感じることもあるかと思います。
投資家目線では支出の25%を目安にしたほうが余裕のある生活ができると考えてます。
不動産会社が記載する相場は儲けるために相場レンジの最大値を採用するケースが多いので、ある程度割り引いて考えておく習慣を身に付けておきましょう。
我が家の支出に占める家賃の割合は独身時代も含めると10%~25%のレンジです。
正直25%のときでも貯蓄はできてましたが余裕のある生活とは感じませんでした。
余裕のある生活ができていると体感したのは家賃の割合が20%以下のときです。
ちなみに家賃の割合が20%以下になったのは社宅に住んでいたときと共働きになったときだけです。
おこづかい
この項目に関しては正直記載が難しいですね。
働きだしてからおこづかいを月いくら使うという概念がないからです。
もちろん、ほしいものがあればお金は使いますが、あらかじめ使ってよい金額を設けていません。
ここが世間一般と比較して貯蓄率が高い考え方なのかと感じます。
例えば1万/月のおこづかいを設定したとすると、今月は8千円使ったからあと2千円好きなものに使えるなと普通は考えますよね。
つまり1万円を使い切る思考になってしまいます。
逆に金額未設定の場合なら使い切る発想はなくなります。
欲しいと思ったものをそのタイミングで消費するだけです。
使い過ぎも余り過ぎもありません。
この考え方があったから、20代で貯金1,000万円に到達することができたと思います。
この考え方はどちらかというと少数派だと思います。
節約を始める人はあらかじめ貯蓄額を決めて、給料日にまず貯金額を天引きし、あとは残りの金額で生活するスタイルで実践してみることをおすすめします。
そんな考え方だと「ケチケチした人生は嫌だ!」と思う人もいると思います。
これは1例ですが、私はスキューバダイビングにハマった時期もありました。
普通ならお金がかかりすぎる趣味の部類だと思います。
スキューバダイビングをすると10万/月くらいはすぐに吹っ飛んでましたね。
しかし当時会社の寮に住んでいたこともあり、支出の占める家賃の割合は10%前後でしたので、収支はトントンか少し赤字程度でした。
また年1回は海外旅行に行くほど旅行好きです。
それでも貯蓄はできました。
スキューバダイビングと海外旅行をした年はボーナスも使ってたと思います。
こういうと、収入が多いだけだ!という声も聞こえてきそうですね。
私の収入は20代のころは平均でしたし、もし平均以下の収入ならきっとスキューバダイビングや海外旅行はやってなかったと思います。
ポイントは収入の多い少ないではなく、身の丈に合った暮らしをしているか?です。
食費
ここも世間より低い項目と感じます。
みなさんに質問ですが、週に何日外食してますか?
我が家は2週間に1回かそれ以下です。
コロナになってからは1か月に1回くらいです。
周囲の人(所帯持ち)に聞いてみると、コロナ前は大体2~3日/週は外食してる印象です。
こういうと、食べ物くらい好きなもの食べたいよ!と思う人もいると思います。
安心してください、私も食べたいもの食べてます。
毎朝ミックスナッツやプルーン入りのヨーグルトやコストコで買ったスターバックスのコーヒーを一緒に食してます。
同じものをお店で食べると1回で1,000円くらいすぐ超えてしまいますが、家で食べると1回あたり100円もしないレベルに下げて食の満足度を保つことができます。
また独身時代は3回/週は外食していたと思います。
それでも相場より低い家賃を設定していたので毎月の収支は黒字です。
年齢や環境によって支出項目の割合も変化するので、世間一般より低い支出項目を複数作っておくと調整が楽になり毎月貯金できるようになりますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
我が家の支出割合や世間一般を比較してお金を使いすぎだなーと感じた部分があった人もいるかと思います。
資産形成をすれば配当金や株主優待も加えた家計簿になりますのでさらに余裕が生まれてきます。
資産形成をしなくても支出に占める家賃の割合を20%以下にできれば本当に生活に余裕ができますよ。
お金の不安がなくなることはありませんが、心に余裕のある生活はできていると感じます。
住宅や車のローン、奨学金で心をすり減らしながら生きていくことは避けましょう。
お金の知識や資産形成を通して人生を豊かにしていきましょうね。
それではまた市場でお会いしましょう!