投資信託/ETF

東証で取引できるおすすめ中国株ETF3選

2021年10月27日

 

中国の経済成長が著しくてその波に乗りたいと思い、

 

中国株が気になっていませんか?

 

そこで東京証券取引所(東証)で取引できる

 

中国株ETFを紹介したいと思います。

 

おすすめな人

・中国株に興味がある
・配当金がほしい
・売買益を狙いたい

 

私はこんな人は

2021年投資利回り2,000%

全世界株式(除く日本)へ積立投資中

 

おすすめ3本

【1309】NEXT FUNDS ChinaAMC・中国株式・上証50連動型上場投信

【1322】上場インデックスファンド中国A株(パンダ)E Fund CSI300

【2530】MAXIS HuaAn中国株式(上海180A株)上場投信

 

中国株ETFのおすすめ

 

モーニングスターでインデックスに連動する中国株ETFを

 

調べてみると6件ヒットしました。

 

検索条件

中国株、ETF

インデックスのみ、為替ヘッジ無

 

その中で純資産額が大きいものこの3本です。

 

 

中国株ETFの純資産額は30~40億円程度で、

 

資金の集まりが良くない印象です。

 

「【1309】NEXT FUNDS」と「【1322】上場インデックスファンド」は

 

運用年数が10年を超えているにも関わらず、

 

資金が集まっていないのは残念ですね。

 

せめて300億円はほしいです。

 

純資産額が少ないことで、

 

「このETFの運用を止めます」という繰上げ償還の

 

リスクがあることは頭に入れておきましょう。

 

コストは0.1~0.3%

 

配当利回りは0%〜1.2%です。

 

ちなみに配当を出しているのは

 

「【2530】MAXIS(上海180A株)」だけです。

 

ノーム
中国株ETFは人気がないですね。

 

中国株投資のキモ

 

ポイント

・中国は新興国
・指数に注意
・トレンドに乗る

 

中国はGDPで日本を超えていますが、

 

株の世界では新興国の位置づけです。

 

新興国の特徴として、

 

金融セクターの時価総額が高い

 

傾向にあります。

 

その特徴はETFに採用される株価指数にも

 

影響してきます。

 

どの指数に連動するETFを選ぶか?

 

が中国株投資で大事なポイントになります。

 

紹介した3つのETFの純資産額はほぼ横並びですが、

 

連動する指数が違うのです。

 

中国株は指数によってパフォーマンスが変化します。

 

自身の投資スタイルに合う指数を選定することが重要です。

 

トレンドに乗る

 

 

 

おすすめETF
※()が連動する指数
・【1309】NEXT FUNDS(上証50)
・【1322】上場インデックスファンド(CSI300)
・【2530】MAXIS(上海180A株)

 

紹介したETFに連動する指数チャートをみると、

 

2014~2016年にかけて株価が爆上げしています。

 

長期的に右肩上がりなチャートではないため、

 

短期間のトレンドに乗った投資に向いていますね。

 

直近の2020年以降では

 

CSI300指数のパフォーマンスがよいです。

 

その理由は2020年以降にFRB(米国にあたる日銀)が

 

「量的緩和」と「低金利」政策を実施した

 

ことが影響してCSI300指数が上昇しています。

 

①CSI300指数

 

CSI300指数とは?

上海証券取引所深セン証券取引所
上場するA株のなかで、
取引量が多く規模の大きい会社を
300銘柄に選んだ株価指数。
A株とは中国人しか取引できない株のことです。

 

ノーム
指数の定義から難しいですねw

 

おすすめETF
※()が連動する指数
・【1322】上場インデックスファンド(CSI300)

 

簡単に言うと、

 

証券取引所に上場されている会社のなかで、

 

厳選された300社で構成される指数と理解してよいです。

 

CSI300指数を構成する企業の業種をみてみると、

 

 

金融セクターが28%と一番業種の割合が高いですね。

 

上海180A株指数と上証50指数との違いは

 

深セン証券取引所の上場銘柄を含んでいることです。

 

深セン証券取引所の上場企業には

 

IT企業が多いが特徴があります。

 

2020年からFRB(米国の中央銀行)が「量的緩和」と

 

「低金利」政策を行った結果、

 

IT企業の株価が上昇しやすい環境だったことが

 

パフォーマンスに影響しています。

 

ノーム
2022年からは緩和引締めと金利上昇の流れで、パフォーマンスは落ちるでしょうね。

 

②上海180A株

 

上海180A株とは?

上海証券取引所に上場するA株のうち、
取引量が多く規模の大きい会社を
180銘柄に厳選した株価指数です。

 

おすすめETF
※()が連動する指数
・【2530】MAXIS(上海180A株)

 

CSI300指数よりもさらに厳選された180銘柄と

 

普通なら思いますよね?

 

ここが中国株投資が複雑にさせているところです。

 

【2530】MAXISで上海180A株指数の業種割合

 

に関する資料をみると、

 

 

金融が約50%も指数に占めています。

 

つまり上海証券取引所に上場する上位の会社は

 

金融セクターが多いことがわかります。

 

そのため180銘柄に厳選しても、

 

業種に偏りができるので、

 

指数によってパフォーマンスの差が出てしまいます。

 

③上証50指数

 

上証50指数とは?

上海証券取引所に上場するA株のうち、
取引量が多く規模の大きい会社を
50銘柄に厳選した株価指数です。

 

おすすめETF
※()が連動する指数
・【1309】NEXT FUNDS(上証50)

 

上海180A株指数をさらに厳選した指数といえますね。

 

【1309】NEXT FUNDSの商品紹介サイトによると、

 

 

 

 

上証50指数の約60%は金融セクターが占めてますね。

 

ここまでくると、

 

ETFに投資する目的の1つは分散だと思うのですが、

 

分散になっていない業種構成ですね。

 

取引を検討する場合はほかのETFを利用して

 

ETFの保有割合を調整して業種割合を下げる方法を

 

検討されることをおすすめします。

 

他にもETFを調査してみましたので、

 

よかったらどうぞ。

 

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

中国株ETFに投資するときは

 

米国株や全世界株を選定するときとは

 

違う観点で分析が必要です。

 

中国株はハイリスクですが、

 

うまく相場に乗ることができれば

 

利益を得ることができると考えています。

 

資産形成を通して人生を豊かにしていきましょうね!

 

それではまた市場でお会いしましょう!

 

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  • この記事を書いた人

ノーム

サイドFIREを目指す30代IT企業の会社員。 投資歴5年。 コアサテライト戦略で資産形成中。 コアのインデックス投資とサテライトの趣味の投資で人生を豊かにしていきます。 コアは全世界株式、サテライトは日本個別株、仮想通貨に投資中です。

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