FRBのテーパリング実施予測や世界でも債券金利上昇の流れになりつつあることから、
債券投資を考えていませんか?
そこで今回は日本の証券取引所に上場しているおすすめの海外債券ETFを紹介したいと思います。
ポートフォリオに債券を組み入れたいと考えている人は必見です。
私はこんな人は
投資歴4年
累計確定利益6桁
おすすめの海外債券EFT4選
モーニングスターで、インデックスに連動した海外債券ETFを検索したところ、ヒットした件数は16件です。
16件のうちコストが相対的に低く、純資産が大きいものをピックアップしたところ、投資対象として良さそうなETFが4つ見つかりました。
ポイント
【2511】(NEXT FUNDS)外国債券・FTSE世界国債(除く日本・H無)
【2512】(NEXT FUNDS)外国債券・FTSE世界国債(除く日本・H有)
【1656】iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF
【1482】iシェアーズ・コア 米国債7-10年ETF(H有)
これから債券への投資を検討している投資家さんには
投資資金(余裕資金)が多い投資家さんはNEXT FUNDS、
投資資金(余裕資金)の少ない投資家さんはiシェアーズ
をおすすめします。
紹介したETFの大きな違いは
海外債券の詰め合わせETF(NEXT FUNDS)or米国の10年国債ETF(iシェアーズ)です。
あとは為替ヘッジの有無が大きな違いになります。
NEXT FUNDSの目論見書によると、
海外債券の詰め合わせETFの地域別投資別比率は40%が米国国債、30%が欧州国債となり、
投資上位5か国で全体の70%を占めています。
あとは国債の期間が短期や長期のものが含まれている感じです。
海外ETFの比較概要
為替リスクヘッジ有のETF銘柄のほうがヘッジ無のETFよりも純資産が大きく人気のようです。
一番人気は【2512】(NEXT FUNDS)外国債券・FTSE世界国債(除く日本・H有)
パフォーマンスや分配金利回りをあとで分析していきますが、
それを考慮するとほかの銘柄のほうがよいと判断できます。
海外債券ETFの純資産額の相場は大体250億~500億円のレンジですね。
東京証券取引所の海外債券ETFの純資産額の相場からすると問題ないレベルの規模です。
トータルパフォーマンス
ピックアップした4銘柄は新しいETF商品なので、
パフォーマンスを比較してもあまり意味はないと考えてます。
しかし、商品によってパフォーマンスに差が出ているようです。
ここ3年くらいでトータルパフォーマンスが良いのは+18%の「【1656】iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF 」です。
米国経済の調子がよいので他国の国債を含むNEXT FUNDSのETFよりパフォーマンスが良い結果となってます。
分配金
期間 | iシェアーズ | NEXT FUNDS | ||
為替ヘッジ有 | 為替ヘッジ無 | 為替ヘッジ有 | 為替ヘッジ無 | |
2021-09-24時点 | 1.48% | 1.44% | 1.05% | 2.20% |
過去3年のレンジ | 1.46%~2.01% | 1.43%~2.05% | 1.00%~1.49% | 1.60%~2.36% |
2021/9/24と過去3年の期間で分配金利回りを整理してみると、
為替ヘッジ無のNEXT FUNDSETFが利回りが大きいですね。
分配金の支払日は3月と9月の2回です。
iシェアーズETFはNEXT FUNDS ETFと比べると分配金利回りは低いですが、
分配金の支払いが1月、4月、7月、10月と4回あります。
どちらのほうが自身が継続して続けれる商品かを検討してみてくださいね。
個人的には、
支払日ごとに届く通知書の整理が面倒なので分配金利回りの高いNEXT FUNDS ETF派ですね。
コスト
コスト項目 | iシェアーズ | NEXT FUNDS |
信託報酬 | 0.15% | 0.13% |
信託財産留保額 | 0.00% | 0.03% |
コストにはあまり差がないようです。
調査した印象としては信託報酬が0.2%以下が投資対象ETFの相場ですね。
まとめ
ポイント
【2511】(NEXT FUNDS)外国債券・FTSE世界国債(除く日本・H無)
【2512】(NEXT FUNDS)外国債券・FTSE世界国債(除く日本・H有)
【1656】iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF
【1482】iシェアーズ・コア 米国債7-10年ETF(H有)
海外債券ETFを東京証券取引所で取引する場合におすすめのETFを紹介しましたが、
海外債券ETFは日本の投資家には人気がない印象でした。
そんな海外債券EFTの中でもパフォーマンスや分配金利回りも低い
【2512】(NEXT FUNDS)外国債券・FTSE世界国債(除く日本・H有)が
比較した4つのETFの中で純資産額が最も大きいことには驚きました。
個人的には相対的にリスクの低い債券に投資しているので
もう少しパフォーマンスや利回りがよいETFを選んでもよいのではないかと思いました。
4つのETFにはそれぞれ特徴がありますのでどれを選んでもとくにハズレはないと思っています。
自身の投資哲学に合った銘柄を選定するのが一番よいことだと確信しています。
ポートフォリオに海外債券ETFを組み入れたいと考えているなら参考にしてみてください。
それではまた市場でお会いしましょう!