年収要件が該当しないな~
と給付型奨学金の応募をあきらめてませんか?
おそらくその年収要件、
日本学生支援機構(JASSO)ですよね?
実は企業が行う給付型奨学金もあり、
年収要件が低い募集も意外とあるんです。
数ある企業の給付型奨学金から、
要件の少ないものを3つ選んでみました。
おすすめ給付型奨学金
①キーエンス財団
②森下仁丹奨学会
③山田育英会
※大学生向けの奨学金です。
それでは応募要件を確認していきましょう。
私はこんな人は
・日本学生支援機構第1種返済中
・予備校の授業料減免獲得
・大学授業料減免獲得
①キーエンス財団
↓HPはこちら
https://www.keyence-foundation.or.jp/
〇採用人数
500名(新1年生)
2,000名(新2,3,4年生)
〇給付金額
8万円/月【384万円/4年間】(新1年生)
30万円(新2,3,4年生)
〇応募資格(新1年生)
2022年に国内4年制大学へ入学する人
2022年4月1日現在、20歳以下の者
経済的な支援を必要とする者
〇応募資格(新2,3,4年生)
2022年4月1日現在、23歳以下である者
最短修業年限にて卒業の見込みがある者
昨年まで当財団から未給付の人
当財団の奨学生ではない者
〇募集期間(新1年生)
Web登録:2022/2/1~2022/4/8
〇募集期間(新2,3,4年生)
2022/3/7~2022/4/22
〇Web登録の小論文(200~400字)
企業の給付型奨学金で採用枠最大の募集です。
しかも年収制限も明記なしです。
HP掲載内容によると、
※世帯の所得金額は選考基準の一つではありますが、
応募に当たっては所得による制限はありません。
とあり、
年収に関係なく応募できます。
また小論文も1次選考では400字程度と
ハードルはとても低いです。
年収に不安がある人でも、
ダメもとでWeb登録に申し込む価値はあると思います。
②森下仁丹奨学会
↓HPはこちら
https://jintan-shogakkai.jp/guideline.html
〇採用人数:28名程度
※各大学から1名のみ
〇給付金額
3万円/月(最短修業年限まで)
〇締め切り
電話申込:2022年3月末〆
願書提出:2022年4月27日(水)必着
〇募集要項
・日本学生支援機構第1種
・健康なこと
・新入生 通知表4.0以上
・在学生 GPA2.8以上←おすすめ
〇小論文(800字程度)
ポイント
1.年収要件
2.推薦調書
3.成績
1.年収要件はクリア?
給付型奨学金でもっとも応募者を悩ませるところですね。
該当するかチェックする必要があります。
また選考方法において、
採用予定者数を超える場合は、
経済状況を優先して選考する。
と明記されているところから、
審査の年収基準ウエイトは高いと思ったほうがよいですね。
ちなみに年収要件は
日本学生支援機構第1種に準ずる
とあるので、
一般的な給付型奨学金の要件としてはハードルは高くない部類です。
2.推薦調書をもらえるか?
応募には推薦調書が必要です。
推薦調書というのは学校長等が
優秀なあなたを推薦します
という書面です。
所属高校や在学中の大学によって
発行要件があると思いますので
確認してみてください。
3.成績要件
ポイント
・新入生 通知表4.0以上
・在学生 GPA2.8以上←おすすめ
給付型奨学金の成績要件としてハードルは高くないですが、
個人的には高校の評定が4.0以上
はハードルが高いと感じます。
もし成績要件を満たせない場合は、
大学在学中に成績を上げる
ことに切り替えて要件を満たしましょう。
採用実績校をみてみると、
採用大学の偏差値には幅があるので、
所属学校での頑張りをみている
印象を受けました。
というのも、他の企業が実施する給付型奨学金の場合だと
偏差値の高い○○大学指定
となっているものが多いからです。
③山田育英会
↓HPはこちら
http://www.yamada-ikueikai.or.jp/recruit/
〇募集人数:20名程度
〇給付金額:2万円/月(最短修業期間まで)
〇締め切り
不明(4月前後に公開)
〇募集要項
①推薦枠
②公募枠←おすすめ
〇小論文
原稿用紙 1,000~2,000 字内
↓年収要件
ポイント
・推薦書をもらえるか
・推薦枠or公募枠←おすすめ
奨学生候補者の推薦を山田育英会が依頼した大学が推薦枠となるので
応募条件に該当する人は限定されます。
公募枠の場合、
出身校校長(高校)や所属大学長の推薦で応募可能です。
公募枠で気になる箇所は
・別途定める方法で出願
・その他本会が定める情報の開示
の2点で、
どちらも具体的な情報が明記されていません。
それ以外は推薦枠とほとんど同じ要件ですね。
成績基準が未公開で年収基準も厳しくないところをみると、
山田育英会の方針についてきてくれる学生かをみている印象です。
募集要件で研修や交流会への参加を設けていることからもそう感じました。
採用人数からすると狭き門であるのは変わりありませんが
選考に通過すればラッキーくらいで応募してみましょう。
ほかにも、
わしまる大学さんが給付型奨学金の企業一覧を
見やすく掲載されていますのでよかったらどうぞ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
紹介した奨学金給付型の年収要件は
日本学生支援機構(JASSO)よりも低い基準と思います。
選考では年収だけでなく成績や小論文のハードルがあります。
自身の状況に応じて
選考に通過しやすい奨学金を選んで
応募してみましょう。
お金に関する情報を収集して、
人生を豊かにしていきましょうね。
それではまた。